1.このページについて
このページは、2025年10月に情報公開請求によって収集した各府省庁および人事院における人事評価制度関連資料を一覧化したものです。制度比較や改善提言の背景資料として利用しやすいよう、開示決定通知、実施規程、記録書、実施要領、苦情対応資料、補足評価資料等を整理して掲載しています。 Wish2Reform全体としては『文部科学省 科学技術・学術政策研究所に関する問題—業務管理および博士人材データベース(JGRAD)の事業中止について—』と制度の改善提言を中心に構成していますが、本ページは制度改善の議論の前提として、現行制度を確認できる参考資料となっています。
一部の府省庁では、特定の職員を対象として追加的な独自の評価手法を持つ場合がありますが、各府省庁における人事評価制度は、基本的に内閣官房が指針を示している人事評価制度【内閣官房】に基づいて構築されています。このため、原則として上司から部下への一方通行の評価のみとなっています。また、仮に上司による評価に不満があれば、上司の更なる上司に当たる「調整者」に「苦情」を申し立てることになりますが、この体制では苦情や相談の経路が実質的に閉じていると考えられます。
評価が上から下への一方向に限定され、苦情や相談の経路が実質的に閉じている場合、現状維持に適応した人物すなわち旧来の体制に従順で波風を立てない人物ほど有利になりやすいという問題があります。改善提案を行う部下や非効率を指摘する職員よりも、問題を見て見ぬふりをする者の方が不利益を受けにくい構造が生まれるためです。これは、健全な組織文化の形成を阻害する構造であり、是正が必要です。
2.資料一覧の見方
表の各列は、原則として次の資料区分に対応しています。省庁によっては該当資料が存在しないため「—」となっている欄があります。また、一部の記録書は PDF ではなく Excel 形式で公開されています。
- a:開示決定通知
- b:実施規程
- c:記録書
- d:実施要領
- e:苦情対応資料
- f:補足評価資料(多面観察資料、管理者評価資料、マネジメント状況調査資料等)
また、表の最下段には、17府省庁分をまとめたZIPファイルも掲載しています。個別省庁ごとに確認したい場合は上段の行を、まとめて取得したい場合は最下段の統合ファイルを参照してください。
3.各省庁 人事評価制度資料一覧
3-1.17府省庁および人事院の個別資料
下表では、各省庁ごとに収集した人事評価制度関連資料を整理しています。外務省、厚生労働省、農林水産省、環境省、こども家庭庁などでは補足評価資料も確認できます。
3-2.17府省庁統合ZIP
表の最下段には、17府省庁分の開示文書をまとめた ZIP ファイルを掲載しています。原本一式と整理済みファイルを分けて配置しているため、用途に応じて参照してください。